製品概要/同梱物

・SDカード
「in虎」本体を稼働させるためのソフトウェアが入っているSDカードです
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・RTCモジュール
本製品を使用する上でRaspberry Piに装着が必要となる部品です
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お客様でご用意いただくもの

・Raspberry Pi本製品を稼働させるデバイスです。Raspberry Pi 3以上をご使用ください。
・USB電源上記のRaspberry Piに適合するUSB電源をご使用ください。
・Raspberry Piケース上記のRaspberry Piを格納するケースです。ご使用の環境に本体を固定できるケースを推奨いたします。

これとは別に、本製品のシステム設定を行うためにWiFiに接続可能なPCが必要になります。
Windows PC, Mac OS, Linux、いずれも使用可能ですが、ウェブブラウザはChrome、もしくはMicrosoft Edgeをご使用ください。

使用手順

設置・稼働

  • Raspberry PiへSDカードを挿入する。
  • LANケーブルを挿入し、USB電源のケーブルを接続する。
  • in虎 は、初期状態ではWiFiのアクセスポイントとして動作しています。 初回設定時にはこのアクセスポイントに接続して設定を行います。
  • システム設定画面へアクセスする。

詳細設定は、下記をご参照ください。

in虎 マニュアル:取扱説明書

【動画チュートリアル】
in虎 チュートリアル 簡単! 初期設定 DHCPと時刻の自動同期設定

in虎 チュートリアル 簡単! 初期設定 固定IPと時刻の手動設定

アクセスの設定が完了すると本画面が表示されます。
以降はこの画面上でin虎の動作設定を行います。
STEP
1

in虎 設定

様々な利用シーンに応じて in虎 を設定する手順がチュートリアルとして利用できます。 チュートリアルを全て実施すると in虎 の基本的な機能を把握することができます。

  • 1台のPLCからレジスタ情報を取得・表示する
  • PLCから取得したレジスタ情報を時系列グラフで表示する
  • PLCのレジスタごとに異なる頻度でデータを取得する
  • 複数のPLCからレジスタデータを取得する
  • 複数のPLCのレジスタデータを1つの時系列グラフに表示

詳細設定は、下記をご参照ください。

in虎 マニュアル:チュートリアル

【動画チュートリアル】
in虎 チュートリアル 簡単! PLCの設定

ご利用のPLCを選択して設定
STEP
2

データの可視化

  • 時系列グラフ表示
    PLCから取得したレジスタの値を、グラフツール「Grafana」を利用して時系列のグラフとして可視化します。 レジスタ情報設定でグラフをONにしているレジスタは、自動でグラフへ描画されます。 また「Grafana」を操作することで直接グラフを編集することも可能です。

詳細設定は、下記をご参照ください。

in虎 マニュアル:ユーザーガイド>時系列グラフ表示

【動画チュートリアル】
in虎 チュートリアル 簡単! 各種グラフの作成

グラフを編集することも可能です
STEP
3

便利な機能

PLC情報の一括読み込み

  • 一部のメーカーのPLC(キーエンス、OMRON、三菱)では、ラダープログラムで使用しているレジスタをニーモニックファイルから読み込み、自動で一括設定することが出来ます。

設定詳細は、下記をご参照ください。

in虎 マニュアル:ユーザーガイド>ニーモニックファイル

【動画チュートリアル】
in虎 チュートリアル 簡単!
PLC設定をニーモニックファイルから自動で一括設定!

読み込みの一括設定
ニーモニックファイル出力
Point

PLC

レジスタデータ読み込み
  ▶ 生データ
収集タイミング
  ▶ 一定周期
読込み方式/個別取得
各種プロトコル
  ▶ 三菱3E(MCプロトコル)
  ▶ 三菱1E(MCプロトコル)
  ▶ JTEKT(コンピュータリンク)
  ▶ OMRON(fins)
  ▶ MODBUS TCP
  ▶ キーエンス(上位リンク)
  ▶MEWTOCOL

設定画面

WebUI標準ダッシュボード
  ▶ PLC状態表示
  ▶ ゲートウェイ状態表示
  ▶ 簡易設定画面

グラフツール:Grafana

Grafanaダッシュボード
  ▶ 自動接続設定
  ▶ 収集した時系列データの折れ線グラフ表示
  ▶ ダッシュボードの自動生成

ネットワーク接続

ネットワーク接続
  ▶ Ethernet
IP接続設定
  ▶ DHCPによるIPアドレス取得(デフォルト)
  ▶ 固定IPアドレス設定
  ▶ 初期設定用のWiFiアクセスポイント

ソフトウェアアップデート

WebUIからのアップデートパッケージ登録

ライセンス

失効年月日指定による利用制限
ライセンスキー更新
MACアドレス制限

時刻同期

RTCモジュールによる電源ON時の補正
NTP自動補正(インターネット接続時)
WebUIからの時刻更新

ドキュメント

導入手順書
操作マニュアル

キッティング

SDカードイメージ作成ツール
ハードウェア動作チェックツール

その他

言語切替(JP<->EN)
障害発生時の操作
▶ ログ表示
▶ ログダウンロード

製品仕様

PLCレジスタ読込み機能接続台数~ 8台
1PLCあたりの登録レジスタ数~ 200レジスタ / PLC
1PLCあたりの取得ワード数~ 500ワード / PLC
レジスタの取得間隔0.1秒 ~ 9999.9秒
読込データの保持期間10日間時系列グラフ画面にて表示可能な過去データの保存期間
レジスタの読込形式BIT:1bit ON/OFF
WORD(符号なし):16bit非負整数
DWORD(符号なし):32bit非負整数
QWORD(符号なし):64bit非負整数
WORD(符号あり):16bit非負整数
DWORD(符号あり):32bit非負整数
QWORD(符号あり):64bit非負整数
FLOAT:単精度浮動小数点数(IEEE754 binary32)
DOUBLE:倍精度浮動小数点数(IEEE754 binary64)
STRING: 固定長ASCII形式文字列
PLC種別/プロトコルMELSEC-Q(QnA互換3Eフレーム)
MELSEC-F(A互換1Eフレーム)
JTEKT Toyopuc-Nano
JTEKT Toyopuc-Plus
JTEKT Toyopuc-PC10G
JTEKT Toyopuc-PC3J
OMRON SYSMAC(FINS)
MODBUS TCP
KEYENCE 7500(上位リンク)
Panasonic FPシリーズ(MEWTOCOL)
レジスタ読込性能(一括取得利用時)~10000ワード / 秒・全接続PLC合計のワード数です
・ネットワークの通信速度により実際の読み取り性能が低下する
 ことがあります
レジスタ読込性能(個別取得時)~160ワード / 秒・全接続PLC合計のワード数です
・ネットワークの通信速度により実際の読み取り性能が低下する
 ことがあります
時系列グラフ表示表示時間幅30秒 ~ 1時間
表示レジスタ数~ 500レジスタ1ダッシュボードに登録できる上限数です

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